それに、これから先、お義母様とは関わらない方がおかしいのだ。
この機会に仲良くなれるならいいじゃない。
いじわるされるお姑さんよりも、仲良く可愛がって貰えた方がいいに決まっている。
「また、爽介はそんなこと言って......。もう、早く仕事に戻りなさい。ーー葵さん、行きましょ?」
「はい......!爽介さん行ってきます」
「嫌なことあったら、すぐ僕に連絡するんだよ?」
爽介さんは、最後まで心配するようにそう言った。
全く、過保護すぎる気がする......。
お義母様もそれを感じたのか、もうっ、そんな事しないわよ!と言っていた。
もちろん、それを言いながら私の腕を引っ張って既に歩き出していたのだけれどーー。
「あ、えっと、お義母様?爽介さんはあのままでいいんですか?」
「いいのよ。ああでもしないと、仕事に戻らなそうだし」
たしかに、それは言えてる。



