王子系ドクターと溺愛新婚生活〜家政婦ですが結婚するなんて聞いてない!〜



空気を読んでいるというか、接客を徹底している感じがする。

プロ中のプロだ。

そして、今運ばれてきたこのお皿も美味しそうだ。



「ほら、食べよう」



そう促されて、私たちは運ばれてくるご飯を食べていった。


今後どうするのか、このまま私と居てくれるのかを確認したいけれど、怖くてできないし、聞ける雰囲気では無い。

いつもと同じ、食べている時は無言で黙々と口に運んでいく。


だけど明らかに、このお店に入る前より雰囲気は良くなったし、次のお皿が運ばれてくる間にちょっとした会話もある。


でも、今後のことを直球に聞く、真面目な話をする雰囲気ではない気がする。

私の考えすぎかもしれないけれど......。

そんなことを考えてしまって、なかなか口に出せなかった。


時間だけが過ぎてしまう。


お皿に少しずつ乗った料理は、オシャレだけど意外とボリュームがありお腹が満たされてくる。


いつ言い出そうーー。