「……」
言った。言っちゃった。
ちゃんと誤解を解いてから告白ーー、と思っていたけれど、そんなに上手くいくはずが無かった。
こんなに早く言う予定では無かったけれど、まずは変な誤解をされて拗れる前に、本当の気持ちを伝えられたことにほっとする。
「じゃあ、圭の事が好きって訳じゃないんだよね?」
「そうですっ」
自分から言うなんて恥ずかしすぎるのに、なんで私はこんなことを確認されているのだろう。
でも、ここで、誤魔化したら余計変なことになる。
「ならよかった......」
「えっとーー?」
今、良かったって言ったよね?
じゃあ、離婚は無くなったってことでいいんだよね。
爽介さんの気持ちは分からないけれど、そう捉えてもいいよね。
爽介さんの表情を、盗み見ても悪そうな雰囲気はない。
そんな時、タイミング良く次の料理が運ばれてきた。
ここの店員さんは、話の合間を狙って来ているのだろうか......。



