王子系ドクターと溺愛新婚生活〜家政婦ですが結婚するなんて聞いてない!〜




「……」



言った。言っちゃった。


ちゃんと誤解を解いてから告白ーー、と思っていたけれど、そんなに上手くいくはずが無かった。


こんなに早く言う予定では無かったけれど、まずは変な誤解をされて拗れる前に、本当の気持ちを伝えられたことにほっとする。



「じゃあ、圭の事が好きって訳じゃないんだよね?」


「そうですっ」



自分から言うなんて恥ずかしすぎるのに、なんで私はこんなことを確認されているのだろう。

でも、ここで、誤魔化したら余計変なことになる。



「ならよかった......」


「えっとーー?」



今、良かったって言ったよね?


じゃあ、離婚は無くなったってことでいいんだよね。

爽介さんの気持ちは分からないけれど、そう捉えてもいいよね。


爽介さんの表情を、盗み見ても悪そうな雰囲気はない。


そんな時、タイミング良く次の料理が運ばれてきた。

ここの店員さんは、話の合間を狙って来ているのだろうか......。