そして、フォークに刺さっているサラダが、口に運ばれる途中で止まっている。
どうしよう、何を話したのか言うべき?
内容を言うことになるなら、初めから言っていれば良かったけれど、恥ずかしさが勝ってしまう。
どうする?誤魔化す?
でも、変な誤魔化し方をしても上手くいかないだろうし、上手く言える自信もない。
ーーあぁ、もう言っちゃえ!
どこから話しても、結局言わなきゃいけないことなのだから、結論を先に言ってしまおう。
深く深呼吸した私は、勢いに任せて一気に説明した。
「私は、爽介さんが好きなんです。
こんなにドキドキしたり、気になって仕方が無くなるの、初めてなんです。自分の気持ちが分からなくて、この感情がなんなのかを相談したかったんです。
だから、爽介さんには相談出来なくて……。友達はタイミング悪くて電話でないし、でもモヤモヤしたのをどうにかしたいと思って、爽介さんと仲のいい村本さんなら知ってるかもと思って、相談しにいったんです」



