それにもし、あのまま、一緒にお風呂に入ることになっていたら、私はどうなっていたのだろうか。
想像するだけでも、恥ずかしい。
それに、まだ出会って間もないのに、こんなにドキドキさせられるのは、爽介さんがイケメンだからーー、という理由だけではないと思う。
近くにいると緊張する。
だけど、もっと爽介さんのことを知りたいとも思う。
こんな風に思う事なんて、今までで1度もなかった。
だからこそ、どうしてそう思うのか知りたいと思ってしまう。
この気持ちは一体なんなのだろうか。
1人でしばらく考えていたけれど、すぐにその答えが出ることは無かった。
「葵〜?大丈夫?」
考えていると、脱衣場の方から爽介さんの声が聞こえてきた。
大丈夫ってなんの事だろう。
もしかして、長風呂しすぎた?直ぐに出るつもりだったのに、考え事をしていたら、いつの間にか時間が経っていたらしい。
「大丈夫です......っ!?」



