どうやら、考え事をしていたのをまだ眠いのだと思われたみたいだ。
「寝顔見たいし......」
「えっ?」
今のってどういうーー。
「気持ちよさそうに、よく寝てたからついね......可愛かったよ」
そういえば、寝顔を見られているんだった......。
知らない間にまじまじと見られていたことに、恥ずかしくなる。
私は逃げるように部屋の電気を付けに行った。
このまま、言われた言葉通りに寝る訳には行かない。
一気に明るくなった部屋の中を見ると、もうだいぶ時間が経ってしまったのだと分かる。
せっかくの休日だったのに、爽介さんはこんな過ごし方でいいのだろうか?
今日1日、私はほとんど何もしていない。それに、夜ご飯だって作ってないから、今から作っても簡単なものしか出来ない。
「そろそろ、お風呂でも入る?」
落ち込んでいると、爽介さんがそう言った。
うん、まずはお風呂で気持ちを落ち着かせてもいいかもしれない。



