そして、ちょうど洗濯機が終わりを知らせる音を出したので、私は逃げるようにリビングを出た。
「葵?次は何するの?」
「ひゃっ!?」
逃げたはずなのに、いつの間にか爽介さんが後ろに居てびっくりする。
「せ、洗濯干すだけなので、爽介さんはリビングで待っててください」
さすがに、私の下着とかも洗っているから、これを一緒に干すのは無理だ。
爽介さんは気にしなくても、私は気にしてしまう。
もちろん、爽介さんの下着も入っているのだけれど、それはもう慣れることにしているから大丈夫だ。
初めは恥ずかしさが勝って、どうしたらいいのか分からなくなっていたけれど......。
手伝おうとする爽介さんをリビングに押し返しながら、私は急いで洗濯物を干した。
ものの数分で干し終えて、私はリビングに戻る。
「爽介さん?何してるんですか?」
「あ、終わった?映画見ようよ」
そう言って、爽介さんは見る映画を選別し始めた。



