「ハルは今日なにしてたの?」


「今日はアプリで知り合った子と遊んだあと相席で出会った人と飲んで、イマココ」


生活習慣も相変わらずだった。

本当に私がやめてって言ったら、やめるのだろうか。

そんなことが頭によぎった。



いつものように朝解散の私たち。
いつものように朝日を見ながら帰って
ふらふらなハルを抱えて家へ送る。




ベッドで眠そうに目をこするハルを見て
なんでこんな人のこと好きなんだ?と自分に問いかけた。
理由はわからない。
魅力なんてない。
チャラチャラしてて、最低で
一緒にいればいるほど怖くなる。
自分が傷つくのが怖くないのが怖い。



なのに



「今日、ここにいても、いい...?」


私は、自分の口から出た言葉に驚いた。