目に見えて不機嫌になったレオナルドを見て、カールはそれ以上この話を続けるのは得策ではないと判断したようだ。話を切り替える。
「あと、気になることがあるからひとつ報告させてくれ」
「ああ。なんだ?」
「お前の部下にエイル子爵家の人間が何人かいるだろう? 最近、柄の悪いごろつきと接触しているという噂がある」
レオナルドは予想していなかった情報に、視線を鋭くした。
「エイル子爵家が? 今、皇都騎士団に三人いる。どいつだ?」
「そこまではまだ把握できていない。ただ、所持品にエイル家の家紋が入っていたという情報がある。誰なのかは、わかり次第報告する」
「家紋が? それは気になるな。頼む」
「あと、気になることがあるからひとつ報告させてくれ」
「ああ。なんだ?」
「お前の部下にエイル子爵家の人間が何人かいるだろう? 最近、柄の悪いごろつきと接触しているという噂がある」
レオナルドは予想していなかった情報に、視線を鋭くした。
「エイル子爵家が? 今、皇都騎士団に三人いる。どいつだ?」
「そこまではまだ把握できていない。ただ、所持品にエイル家の家紋が入っていたという情報がある。誰なのかは、わかり次第報告する」
「家紋が? それは気になるな。頼む」



