「魔法少女になるには、どうしたらいいのやら」

この世には、魔法少女が居る。でも、魔法少女になるには、強い願いが無いとなれない。強い願いを神様が感じた、その時に、ステッキが降ってくる。そのステッキを持ち、魔法少女学校へ行けとされている。魔法少女になっても、魔法少女学校に行ってる時、自分の寿命は、減らないし、その時の時間は、現実世界では、経過しない。
魔法少女学校の行き方があり、「ピューラーム」と言って、ステッキを持ち、叫ぶと行けるらしい。帰りたくなりゃ、「ピューラーム」と言って、ステッキを持つと、戻れるらしい。
魔法少女には、役職があり、探偵魔法少女、戦闘魔法少女、そして、薬剤魔法少女などが居る。魔法少女に変身すると、姿が若くなる。例え、50代のおばさんが痛い服で戦う必要もない。と言えど、ブスだからと言えど、可愛くなる。

私の願い、それは、『死んだお兄ちゃんを生き返らせる』こと、死んでから6年も経っているのに、もう、お兄ちゃんの死んだ歳を超えたのに、兄離れができない。お兄ちゃんが死んだことでとても私は、ショックを受けた。
でも、生き返らせることは、できる。お兄ちゃんが『生まれ変わらない』限りだけど。今、私は、中学一年生、お兄ちゃんが死んだ歳は、小学六年生だった。

魔法少女になって、死んでしまった人も居るとか居ないとか........怖い......

「ん?」

魔法少女になれるステッキが.......降ってきた!?

富士塚朝琉音(ふしづかあるね)、魔法少女になりました。

言い方が少女漫画だけど.......

「ピューラーム」

あ、あれ?場所がほんとに変わった.......!? 凄い!

「どんな願いがあるんだい?」

赤髪の陽キャなお姉さんが言った。私は、決めている。

「死んだお兄ちゃんを生き返らせて欲しいです。」

赤髪の陽キャなお姉さんは、にこやかに言う。

「兄想いなのね.......わかったわ、その願い叶えたげる。その代わり、魔法少女になってくれるかい?」

私は、意を決して言った。

「はい。」

何かの魔法がかけられていた。

「朝流音......?」

誰かの声がする。死んだお兄ちゃんの声、私は、泣きながら、お兄ちゃんに抱きついた。

「よかった!よかったよ〜」

と、お兄ちゃんは、少し、困惑している。お兄ちゃんは、問いただしてきた。

「ま、魔法少女になったり......してないよな........?」

私は、ポカーンとなった。私は、言う。

「なったけど、どうした?」

お兄ちゃんは、怒り狂ったようだった。でも、悲しげに、涙を出し、言う。

「僕は......魔法少女になってまで........僕を生き返らせて欲しくなかった.......何でなったんだよ..........」

お兄ちゃんの目から、涙が溢れていた。私は、罪悪感があった。けど、お兄ちゃんを生き返せなかったら、すごく、私は、後悔をしていると思う。私は、涙を出しながら言った。 

「そんだけ、私は、お兄ちゃんが大事だったんだよ......?お兄ちゃんが死んだ時から、ずっと、ずっと辛かった。それでも、魔法少女になっちゃだめなの?」

お兄ちゃんは、涙を出すことを堪えながら、うなづき、発した。

「わかったよ.......」

と言った。兄離れが出来そうだ。陽キャな赤髪のお姉さんは、ずっと黙っていて、下さっていた。そして

「えっと、あさりゅうおと?あさりゅうね?何て読むの?」

といい雰囲気を台無しにする赤髪のお姉さん......私は、

「あるねです。」

赤髪のお姉さんは、

「すんごいキラキラネームね。まあ、私のキラキラネームだけど」

まあ、確かに、朝流音とか、初見で読める訳ない。自分でも、わからない時あるし......
お兄ちゃんも、なかなかのキラキラネームだよ?

「じゃあそこのあんたは、なんて言う名前なんだい?」

と、お兄ちゃんに赤髪のお姉さんは、問いただす。お兄ちゃんは、

富士塚樹流透(ふしづかきると)と申します。漢字は、」

と、お兄ちゃんは、紙に書く。

「読みづら」

と呆れる赤髪のお姉さん、私は、

「母親が付けたので......」

母親は、かなりのギャル気質である。だからである。((ちょっと待て、理由になっておらんくないかい??))






魔法少女になった理由


あとがき
おはばんちわ!風吹くんです!
エロくしたり、エロくしなかったりと、色々良く分かんない奴ですが、読んでくださるとありがたいです。
他の小説アプリ・サイトでも、小説を書いております。
表紙が今、無くね?って人、それは、僕が描くのめんどくさいからです。ご遠慮下さいな。
あとがきでは、面白いコーナーをやろうと思います。けど、自信ないですわ。ごめんなさいね。

では、バイナラ!