次の日学校に行くと、安藤はまだ来ていなかった。
だけどその代わり、丸川さんが私の前に訪れた。
「あ、あの。話、いいかな?」
「うん、いいよ」
丸川さんは教室を出る。小さな背中を見ながら、その後を追う。
昨日のあの場面が頭の中に浮かんできた。
「あのっ、ごめんなさい、私……。私が無理矢理安藤くんにあんなこと……」
なんとなく分かってた。多分、丸川さんの方からしたんだろうなって。
「そっか……」
「本当に、なんて謝ったらいいか」
「……それは、私もだよ。やっぱり私……先輩が好きなの。昨日、あのあと先輩が来てくれて、その時思った。先輩のこと、忘れられてないって」
丸川さんがしたことを許すとか許さないとか、私にはそんな資格ない。
だって、私の方が皆に対して残酷なことをしてるから。私が怒る資格なんて、どこにもない。
「……安藤のこと考えると……苦しい。……だって、きっと安藤のことを、すごく傷付けてるから……ちゃんと……私は安藤と向き合ってない」
涙が出てきて止まらない。
「でもそれでも、やっぱり…………先輩が好きなの」
「あっ……」
丸川さんは私を見ていない。私の後ろを見ている。
だけどその代わり、丸川さんが私の前に訪れた。
「あ、あの。話、いいかな?」
「うん、いいよ」
丸川さんは教室を出る。小さな背中を見ながら、その後を追う。
昨日のあの場面が頭の中に浮かんできた。
「あのっ、ごめんなさい、私……。私が無理矢理安藤くんにあんなこと……」
なんとなく分かってた。多分、丸川さんの方からしたんだろうなって。
「そっか……」
「本当に、なんて謝ったらいいか」
「……それは、私もだよ。やっぱり私……先輩が好きなの。昨日、あのあと先輩が来てくれて、その時思った。先輩のこと、忘れられてないって」
丸川さんがしたことを許すとか許さないとか、私にはそんな資格ない。
だって、私の方が皆に対して残酷なことをしてるから。私が怒る資格なんて、どこにもない。
「……安藤のこと考えると……苦しい。……だって、きっと安藤のことを、すごく傷付けてるから……ちゃんと……私は安藤と向き合ってない」
涙が出てきて止まらない。
「でもそれでも、やっぱり…………先輩が好きなの」
「あっ……」
丸川さんは私を見ていない。私の後ろを見ている。



