「ハンカチ……使って」
あの時と一緒だ。泣いている私にハンカチをくれる先輩、そのおかげで心が完全に崩れないですんだ。
今日も全く同じだ……。先輩が来てくれて、少しだけ落ち着くことができる自分がいる。
「平川っ」
安藤が私を呼ぶ声がした。
「ごめん、安藤くん」
先輩は腕を掴んだまま学校を後にする。
暫く無言で歩いて、先輩は公園に来ると私を座らせた。そして、近くの自動販売機でホットレモンを買ってきてくれる。
「はい」
「ありがとう、ございます」
ふうっと、先輩が息を吐く音が聞こえた。
「僕、好きな人がいるっていたけど、あれは嘘なんだ。やっぱり今でも那美ちゃんが好きだ。今までは彼の隣で笑っていたから何もしなかったけど、彼のせいで泣くなら僕はもう遠慮しない」
「先輩…………」
ごめんね、安藤。私、やっぱり先輩のことが好きだよ。
安藤のことも好きだけど、それ以上にやっぱり先輩のことが好きなんだ。
あの時と一緒だ。泣いている私にハンカチをくれる先輩、そのおかげで心が完全に崩れないですんだ。
今日も全く同じだ……。先輩が来てくれて、少しだけ落ち着くことができる自分がいる。
「平川っ」
安藤が私を呼ぶ声がした。
「ごめん、安藤くん」
先輩は腕を掴んだまま学校を後にする。
暫く無言で歩いて、先輩は公園に来ると私を座らせた。そして、近くの自動販売機でホットレモンを買ってきてくれる。
「はい」
「ありがとう、ございます」
ふうっと、先輩が息を吐く音が聞こえた。
「僕、好きな人がいるっていたけど、あれは嘘なんだ。やっぱり今でも那美ちゃんが好きだ。今までは彼の隣で笑っていたから何もしなかったけど、彼のせいで泣くなら僕はもう遠慮しない」
「先輩…………」
ごめんね、安藤。私、やっぱり先輩のことが好きだよ。
安藤のことも好きだけど、それ以上にやっぱり先輩のことが好きなんだ。



