『わかったよ。聞いてみる。』
頼『よし!そうこなくっちゃ!』
今野『俺は…。』
頼『お前は二人と連絡してくれ!頼んだぞ!』
今野は何か言いかけたが、
『わかった。』と言って承諾した。
それから数日がすぎて、バーベキューの日になった。
朝っぱらから頼が家に来て執事の爺と何やらバタバタしている。
(何か…緊張してきた…。)
そしてピンポーンとベルがなり三人がやって来た。
扉を開けるとそこには物凄く綺麗になった三木さんがいた。
(え…。三木さん…。)
まるっとしていた時も可愛らしかったけど、今の三木さんはもっと可愛くなっていた。顔が熱くなるのがわかった。
(可愛い…。)
その後、バーベキューの準備に取り掛かった。
頼『おい。三木ちゃん可愛くなってるじゃん!あれは…並大抵のダイエットじゃないぜ。』
『そ、そうだな。』
頼『守人の為かもしれないぜ。今日がんばれよ?』
そう言って肘打ちしてきた。
そんな事をしていたら又視線を感じた。
今野がこちらをチラチラ見ている。
『何か…。』
俺がそう言うと今野は『いや。』と言って去っていった。
(俺…。何かしたかな。)
頼の合図でバーベキューが始まった後も俺は目の端で三木さんを見てしまう。
三木さんはまだ慣れていない様子だ。
目が合いそうになると逸らす。
そんな事を繰り返していた。
(どーやって話しかけるんだよ…。)