−峰side−
俺は昨日のことが頭から離れなかった。
本当に心配だった。
頭の中をあの光景がめぐり結局ほとんど寝れなかった。

教室に着くと頼が話しかけてくる。
『おはよ…』
すごい眠そうだ。頼もよく眠れなかったようだ。

『おはよぉ…お疲れ』
そう言って近づいて来たのは伊藤さんだ。
彼女も寝れなかったようだ。

だが俺は絶対に犯人見つけると誓った。
(俺は…三木さんをあんな目に合わせたやつを絶対に許さない。)



お昼を俺達三人は屋上で食べた。
今野には申し訳ないと思ったが昨日のことを下手に話すわけには行かない。



『さて、誰だと思う?』

白路『それは…今日わかるよ。きっと。』

伊藤さんと俺は意味がわからなかった。

白路『おそらくこの間黒板に書いた奴と同一犯だろう。だとすると、写真をなんのために撮ったか。それは…ばらまくためだ!』

伊藤さんと俺は頷く。

白路『だとすると、犯人は恐らく明日の朝登校してくる三木ちゃんを狙うはず。』

又又伊藤さんと俺は頷く。

白路『今日は明日からテストだと言う事もあり先生は職員室から出てこない。その隙を狙って俺らの教室にまきにくると睨んだ!』

伊藤さんと俺は『おー。』
と言って頷いた。


『でもそれが的外れだったら?』
真理亜『確かに…』
白路『と、兎に角やれる事はやってみようぜ。』

(うーん…不安が募る一方だ。本当に大丈夫だろうか…。)