ーその夜ー



ーピコー
ラインの着信音が鳴った。
(誰だろ。)
今お風呂から上がり晩御飯を食べて、二階へ上がってきた所だった。




見ると真理亜からだった。

《おつかれ☆今日は無事に帰れたかい?》
《帰れたけど…大変だった💦》
ーピコー
《何かあったんね。(๑・ิ◡・ิ๑)》
《アリアリだよぉ!!帰りにね…》
私は一連の流れを真理亜に送った。
ーピコー
《なにぃ?!!そんな事が!!峰君そんな事言ったの??
《(゚ー゚)(。_。)ウンウン》
ーピコー
《もう一人は多分同じクラスの白路じゃない?あの二人仲良さそうによく一緒にいるし。確か二人ともバスケ部だって聞いたことある!》
《まぢか。結構派手な頭だったよ?》
ーピコー
《真珠子は男に興味ないから覚えても無いもんね(笑)》
《うん。覚える必要ない(ヾノ-ω-`)》
ーピコー
《もしかしたら峰君に興味もたれてるんじゃないの?真珠子♡》
《え?!そんなわけないっしょ!こんな見た目の私に興味持つ人いないよ!》
ーピコー
《わかんないよお?意外と…♡》
《やめてぇ!私の辞書に男という字はない》
ーピコー
《いや、もうそろそろ一人くらい経験してもよいんじゃないの?》
《無理無理!絶対無理!話せないし、目も合わせられないし》
ーピコー
《でもさー、今野と話せるじゃん》
《……。確かに。あれは…男じゃないのか》
ーピコー
《今野に失礼だわ(笑)明日言っちゃおーw》
《やめてー!(> <;)》
ーピコー
《うけるwwまぁ、取り敢えず明日又話そうよ!今日はもう寝る!おやすみ!
( ´ ▽ ` )ノ》
《わかった!又明日ね!おやすみ( ˘ω˘ )》



そんなラインをして私も眠りについた。



その日はもうあの夢を見ることは無かった。