「えぇ〜」
それを聞いた優真が、不服そうに唇を尖らせた。
クールな顔して唇ちゅーのポーズとか最強じゃん。
やばいよ女子高生でちゃう。
ギャップ萌えも良いラインいっちゃってますよ。
「えぇ〜じゃないわよ。」
「うわ…っ、いつの間に……」
本当にいつの間に戻ってきたのか、髪を乾かさずにこちらへと戻って来た星奈が後ろに立っていた。
「あれ、七瀬ちゃんは?」
「一華ならお着替え中でーす。行くなよ」
ギロッと睨まれた優真は、星奈の眼力に負けてビビっている。
確かに、星奈の眼力は目からビームどころじゃない。
簡単に人殺せちゃうよ。
いつか死人がでるかもね。
おぅ…想像しただけで恐ろしや…。
「ま、まぁとりあえず座れ」
序に睨まれた優も、さすがに反論出来なかったみたいだ。
まったく、女々しい男共だなぁ。
