⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆
パチ、と目を開くと、白い天井が目に入った。
ちゃんとした天井。
ソファに座っていた身体を起こして周りを見渡すと、燈真の個室だということがわかった。
「病院……戻ってきたんだ」
まずそれにほっと胸を撫でおろし、ベッドの方へと顔を向ける。
するとそこには、ベッドに座って本を読む燈真がいた。
起きてる。ちょうどいい。
兄から言われた言葉を忘れずに、燈真の方へと足を向けた。
「…燈真」
「…なに」
本から目を話さずにそう言ってくるもんだから、話しかけずらいね。
でも、もうやらなきゃ時間が無い。
「あのさ、話したいことあんだけど…」
そう言うと、頁を捲ろうとしていた手を止め、こちらへ視線を向けてくれた燈真。
「…いーけど。どうぞ」
「あ、や、優たちも呼んでいいかな。」
そう言うと、少し驚いた顔をしたけどすぐに無に戻り、「どーぞ」と言う燈真。
それにお礼を言い、とりあえず呼びに行こうと部屋を出た。
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パチ、と目を開くと、白い天井が目に入った。
ちゃんとした天井。
ソファに座っていた身体を起こして周りを見渡すと、燈真の個室だということがわかった。
「病院……戻ってきたんだ」
まずそれにほっと胸を撫でおろし、ベッドの方へと顔を向ける。
するとそこには、ベッドに座って本を読む燈真がいた。
起きてる。ちょうどいい。
兄から言われた言葉を忘れずに、燈真の方へと足を向けた。
「…燈真」
「…なに」
本から目を話さずにそう言ってくるもんだから、話しかけずらいね。
でも、もうやらなきゃ時間が無い。
「あのさ、話したいことあんだけど…」
そう言うと、頁を捲ろうとしていた手を止め、こちらへ視線を向けてくれた燈真。
「…いーけど。どうぞ」
「あ、や、優たちも呼んでいいかな。」
そう言うと、少し驚いた顔をしたけどすぐに無に戻り、「どーぞ」と言う燈真。
それにお礼を言い、とりあえず呼びに行こうと部屋を出た。
