私の彼は新米悪魔

『...キス、しなくて良かったの?』

ちょっと残念に思う自分が恥ずかしい。


『あれ?して欲しかった?』


意味深に笑うルシル。



私は恥ずかしくて下を向きぼそっと呟いた。


『この、悪魔。』



『悪魔ですが何か?』



『意地..悪っ...』