『....私に魂を...なんでそんな事...。』


頭がくらくらする。


『何故?愚問だな。お前を死なせたくないからだろう?お前もまた危険を省みずルシルを助ける為、刺された....一緒だろう?』


『ルシルに会いたいです!無事なんですか?』


『無事と言えば無事だが.....。』


私はだんだんイライラしてきた。


体が動くなら直ぐルシルを探しに行けるのに。