私の彼は新米悪魔

『悪い知らせもごさいます。』


『何?』


『ルシル様は魔界を追放になります。帰り次第.....マスターの力でもこればかりは、あちらも譲らず....申し訳ございません。』


『いいさ。悪魔族は頑固な連中ばかりだ。俺は優が無事ならそれでいい。』


『.......。』


『でも、追放される事より優と離れる方が俺はつらいな。』


『お察しします。』


ケルベロスはうなだれた。