『ルシル....。』


『そんな顔でみるな.....優。煽ってるのか。』


そう言ってルシルは欲望を堪えるように少し眉を寄せると 私の唇を塞ぐ。


私は今から押し寄せるであろう甘美な感覚に備えて。


ベッドのシーツをぎゅっと。


握りしめた。