私の彼は新米悪魔

放課後。


ルシルと私は屋上にいる。

ルシルが私の手を軽く握って言った。


『魔王に会った。』


『魔王!....一番偉い人なんだよね?すごいおじいちゃんなの?』


『それがめちゃくちゃかっこ良くてびっくりした。見た目も俺らぐらいだし。』

『本当?私も会いたいなぁ。』