私の彼は新米悪魔

声が振える。


『昨日...ごめんなさい...あの、脅迫まがいな事して...ルシルの気持ちも考えないで。私の魂はルシルの物だし....だから昨日の彼氏になるって言うの無しで...。』



『他の奴と付き合うから、もう俺は必要ないか。』


突然ルシルが言った。


『違っ...。』


『クラスの奴が言ってた。大西...って奴が優に〈告白〉しに行った...って。それって、好きだ。恋人になってくれ。って事だよな?』