運命のあの人は



「んっ、、?」





握っていた手になにかを感じて目を覚ます。





ベットに預けていた上半身を起こして彼をみる、、、、、、?



え、、、、、、、、、、、





そこには目を見開いた楓くんがいた。








驚きすぎて声が出ない。動けない。




てかこれって現実なの、私もしかして夢見てるんじゃ??




思わずほっぺをつねる。うん、痛い。








「これって、、、現実なの、?」







楓くんはゆっくり微笑んで言った。





「うん、もちろん」








涙が溢れる、今までで一番




人生で初めての嬉し泣きだった。










「か、か、楓くん、、、、、、」







思わず彼に抱きつく。よかった、よかった、






ほんとうによかった