ここの所、整体院の売り上げものびているし。(瞳ちゃんのおかげだが。)
色々あったので、慰安旅行に来ている。
瞳ちゃんが、アルバイトから正式にスタッフになってから、歓迎会もしていなかったので良い機会だと思って
関西旅行にきている。
瞳ちゃんが 京都や奈良に行きたいと言うし、父さんに話したら(大阪にも行け!)というので、初日は
大阪だ。 今回はシーズンオフというのもあって、旅館一件のみ予約 あとはビジネスホテルに泊まる。
今日のビジネスホテルは予約してあるが、父さんが予約しなくてもいいと言うので、行き当たりばったりだが、
父さんの思惑がありそうでならない。
瞳ちゃんに話すと、以外にも乗り気でワクワクしている。
「せんせ~い! 今日は大阪だから たこ焼き と お好み焼きが食べた~い❤」
「さっき、ご飯 食べたばかりだよ~。」
「二度漬け禁止の串カツも、食べたいです~❤」
「聞いてないし。まあ瞳ちゃんには助けてもらってるし、苦労も掛けてるから仕方ないな。」
マズイな、瞳ちゃん裏路地の方に行っている。大阪の裏路地は治安が悪いと聞くしな。
「瞳ちゃん、危ないよ!! 路地裏はダメだって!!」
「だいじょぶです~❤ キャッ。」
ほら、言わんこっちゃない。
「瞳ちゃん、だいじょうぶ?」
「ナニ、ぶつかってんじゃい! ゴルああ~。」
「ごめんなさい。」
「ゴメンですんだら、警察はいらんのじゃ~。」
ただならぬ雰囲気に、瞳ちゃんに近寄ると半グレというのか、ゴロツキに絡まれている。
瞳ちゃんの近くに寄ると、瞳ちゃんは僕に駆け寄り、僕の影に隠れる。
「すみません。お怪我もないようですし、誤りますので許していただけませんか?」
「オメエ、この女の彼氏か?」
「保護者のような者です。」
「保護者だ~、まー関係ね~。女の身体で償ってもらう。」
「さらっちまえ~、男は半殺しにしてやろうぜ!」
半グレの三人くらい、何とかなると思うけど。 手荒な真似はしたくないしな~ どうしよう?
「ナ―二、黙ってんだコラ! これでも喰らっとけ!」
一番体格の良い奴が、僕のボディに一発入れてきた。が全然効いてない。訓練の成果だな。
「キャー、先生ー!!」
「その手を外すんだ!」
「イテーなコラ! オイ! コイツを本気でヤレよ!」
「お、オレは本気で殴ったんだ。このボディブローで倒れなかった奴はいない。」
ボクシングか。うわーこういった輩は、負けると厄介なんだよな~、わざと負けると瞳ちゃんに被害がかかるし、
どうしようかと考えあぐねていた時だった。
「兄さん達 辞止めときな。」
「なんだ、オッサン! 関係ねえ奴は、すっこんでろ!」
「相手は堅気さんだ。女の子だっている、かっこ悪い真似すんな!」
「うるせー、オッサンがカッコ付けて、三人相手に勝てると思ってんのか?」
「俺を倒したいなら、300人は連れてこねーとな!」
この人、凄い氣だ! 見た目はごく普通と思った、凄い筋肉だ。
身長は僕より少し大きいくらいなんだけど、なんだろう?まるで山のようだ。
一体、何者なんだろう?
「ふざけんなー! おいやっちまえ!!」
半グレが飛びかかろうとした時だった。
「ちょい待ちーな。」
凄い迫力のある声が鳴り響くと同時に、ひと目でわかるヤクザ!しかも強靭。
半グレの仲間か?この二人がぶつかったら、ただでは済まないだろう。
瞳ちゃんは、もう震えている。
「オヤジ狩りだー」
飛び出した、半グレの一人がなぜかすっ飛んでいった。 なにが起きたんだ? 僕にも見えなかった。
「オイ、あのオッサンの頬の傷に、代紋は? 羽王組の若頭 九龍 湊じゃねーか?」
「不沈艦 九龍か?」
「おいおい変なあだ名付けんといてくれるか? それよりお前らがケンカ売ってる相手”羅生門の剛田”って
知っててケンカ売ってんのか? 人生終了するぞ?」
「羅生門? 極道空手 剛拳の異名を持つ。剛田拳人。あわわわわ」
「関西の龍虎が、なんで こんな所に~ ヤバいぞ。 逃げろ~」
「すいませんでした~。」
半グレ達は、尻尾巻いて 逃げていった。
強靭の二人が対じしている。おそらくだが、この二人が闘ったらただじゃすまないだろう?
僕には、ただ見守るしかなかった。
「お久しぶりです!剛田さん、帰ってたんですか?」
「おう!湊も、元気なようだな!」
「今回はタイでしたっけ? また暴れてきたんですか?」
「ムエタイと、闘いに行ったんだけどな、地下闘技場で殺人ムエタイを叩きのめしたら、タイのマフィアと
揉めてな~、組織潰してやったよ。」
「皆殺しですか?」
「おい、俺は堅気だぜ!そんな事する訳ないだろう? ま~立てない程度にはしたけどな。」
「剛田さん、らしいや。はははははは」
どうやら、知り合いらしい。 兎に角 お礼はしないと。
「あの~、どうも助けて頂いて、ありがとうございます。」
すると、剛田さんという方が応えてくれる。
「怪我は無かったか? お嬢さんも大丈夫かい?」
「はい、大丈夫です。」
「お陰様で、二人とも無事です。 ヤクザ屋さんに助けて頂いて恐縮です。」
マズイ、二人の目つきが、変わった。
「すっ、すみません。変な言い方して。」
「ハッハッハハハハハ~。兄さん、俺はヤクザじゃねえよ。 まあコイツは、間違いねえが。」
「すみません。」
「剛田さん~、初対面の人にそれを言うたらアカンですよ。ビビってるじゃ~ねえすか。」
「ははは、すまん すまん。」
剛田さんは、ニッコリと笑う。
「兄さん、ヤクザって言い方は、好きじゃないな。 俺は極道だ!任侠もんだから、堅気さんに手を出すつもりはねえ。」
「本当に、申し訳ございません。」
僕は、深々と頭を下げる。 すると、九龍さんは満面の笑顔になる。
「わるい わるい、ビビらんといて。兄さん達みたいな人を守るのが、俺の仕事だから。 でも、あんまり極道と
仲良くしない方がいいよ。」
「剛田さん、失礼します。」
「おう!」
「お嬢ちゃんも、気を付けてな。兄さん!彼女を守るなんて、ええ男前やで。」
「はい♥」
「天視です!九龍さん!」
「天視君、今度あったら たこ焼きでも食おうや!」
「はい!ありがとうございます!」
九龍さんは、笑顔のまま去っていった。
「安全な所まで、送ろう!」
剛田さんが、先ほどとはうって違って笑顔だ。
「ここまで来たら、大丈夫だけど。 飯は食べたかい?」
「いえ、これから食べるつもりです。」
「私は、お腹ペコペコです~。」
瞳ちゃんに笑顔が戻った、よっぽど怖かったんだろうな。
でも初めて会ったのに、どうしてご飯に誘ってくれるだろう?
「じゃー、お好み焼きでも食べに行くか?」
「え?たこ焼きじゃないんですか?」
「たこ焼きは、湊と約束しただろう? 俺が奪う訳にはいかないからな。」
「それに、君に聞きたい事もあるしな。」
~お好み焼き屋~
剛田さんが、焼いてくれる。実に美味しい! 瞳ちゃんは、夢中で食べている。
「あの、剛田さん。」
「ん?どうした?」
「先ほどは、本当にありがとうございます!」
「ああ、どうって事はないよ。路地裏は危険だから、行かない方がいい。
たまたま、君たちが入って行くのが見えたから、マズイと思って追っただけだよ。」
「お嬢ちゃんも、大阪嫌いにならないでくれよ。」
「はい❤ お好み焼き 美味しいです❤」
「兄さん、本当は助けなんて、いらなかったんじゃないか?」
「いや、本当に助かりました。」
「兄さんの身のこなし、何かやっているだろう?」
剛田さんの目つきが変わった。鋭いが澄んでいる、まるで日本刀のようだ。
「空手を少々。」
「流派は?」
「父から習って、後は祖父が残した教本で。」
「おじいさん? 君、名前は何て言ったっけ? 九龍には教えてたろう?」
「あっ失礼しました。 天視レイトと言います。」
「天視? 天視と言ったか?」
「はい。」
「天視天禅さんという方をしっているか?」
「天視天禅は、僕の爺ちゃんです。」
「そうか天禅先生の孫か~、じゃー天視大地さんは?」
「父です。」
剛田さんは、驚きを隠せずにいる。 でも、すぐに笑顔になる。
「そうか、こんな偶然があるんだな~、天禅先生と大地先輩の!! そうか~。」
豪快に笑う。
「あの~?」
「すまん すまん。 意味わからないよな~。 まー聞いてくれ。」
「大地さんは、俺の大学の先輩なんだ。幼い頃から格闘技をやっていて、負け知らずだったんだ
ある大学に凄く強い空手部の主将がいると聞いて、その大学に入学した。その大学の空手部主将が
大地先輩だ。」
「剛田さんも医者だったんですか?」
「違う違う、先輩は医学部だが 俺は農学部だ。 農業で鍛えた筋肉は良い筋肉なんだ。
空手部に入部して一年生大会で優勝し、先輩と試合をしたが、ボロ負け。
触る事しらできなかった。 俺は一年 先輩は最上級生 一年間 頑張って先輩に挑んだが
まったく勝てなかった。 先輩が卒業したんで 俺は大学を辞めて空手修行に明け暮れた。
また先輩に挑戦するために、でも先輩は空手を辞めていたので叶わなかった。
それで、地上最強を目指すために世界に出た。 世界中の格闘技と闘い勝ってきた。
日本に戻って来た時、最強と言われる武術家の噂を聞き挑戦した。それが天禅先生だった
俺は先生と対じしたが、動く事すらできなかった。完敗だった。
その後、先生より天視流の手ほどきを受け、天視流初段を取得した。」
剛田さんの話しは、強烈だった。しかも、爺ちゃんや父さんとも知り合いだったなんて。
剛田さんの話しによると、天視流は一子相伝らしい。 初段をもっているのも剛田さんだけらしい。
「レイト君、大阪に来たのは観光だけかい?」
「職場の慰安旅行だったんですが、父さんが大阪に行けというので大阪にきました。」
剛田さんは、ニッコリとする。
「そうか、そういう事だったのか。レイト君!」
「明日 道場に来てくれ! 君に天視流拳闘術を伝授する!」
「え?」
「天禅先生が言ったんだ。いずれ孫が来るから、孫に伝授して欲しいと言われた。自分には無理だからと
そして、大地先輩が大阪に来るように仕向けた。」
うつむき、少し間を置き話しだす。
「天禅先生は、お亡くなりになられたか?」
「はい。一年ちょっと前です。」
「そうか、天禅先生はわかっていたんだ。 俺は先生の意思を継いで 君に伝授する。」
「はい!よろしくお願いします!」
~その日の夜~
「先生、剛田さん凄かったですね~。しかも、先生のお爺ちゃん や お父さんとも知り合いだったなんて。」
「父さんに してやれたって感じがするよ。」
「何でですか?」
瞳ちゃんは無邪気だな~。父さんが剛田さんに引き合わせようとした事。
空手の修行をさせようとした事を話す。
「へ~、でもいいじゃないですか? 先生が強くなれるんですから。」
「まーね。もう寝よう、明日は道場行かなきゃならないから。」
「はーい❤」
~一時間ほどたつ~
モゾ モゾ
ん?なんだ? 布団の下から誰か入ってくる? って瞳ちゃんしかいないよな~。
すると、いきなり僕の浴衣をはだけて Fしてくる。
「えーっ!? ひ 瞳ちゃん、ダメだって!!。」
ガバッと起き上がる、瞳ちゃんは隣のベットで寝ている? エッ?
布団の中を見ると知らない女性だ。誰?どこから入った? とりあえず瞳ちゃんを起こそうと思ったが
女は僕のを舐めはじめているので、声が出ない。 これだから、彼女いない歴 年齢はダメだ。
❤もう先生ったら、同じ部屋なのに何もしてくれないんだから、私はちょっと拗ねている。
ゴソ ゴソ
えっ?レイトさん? 私の浴衣の帯を解き 私の下着も膝まで下ろすと舐めだした。
レイトさん、大胆❤ でも嬉しい 嬉しくて 身を任せる。
「アン❤ レイトさん❤」
ふと横を見ると、レイトさんは横のベットにいる? エッ?じゃー誰?
驚いて下を見ると、私の股間に顔をうずめているのは知らない男だった。
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
瞳ちゃんの悲鳴を聞いて、我にかえった。 瞳ちゃんを見ると瞳ちゃんの大事な所に顔をうずめている。
カッとなり、女を突き飛ばすと男を瞳ちゃんから、引き離した。
「誰ですか?あなた達は? どこから入った?」
瞳ちゃんの前に仁王立ちして、瞳ちゃんをかばう。瞳ちゃんはシーツに包まり 指を差しながら
「先生、前。」
僕は裸にされていた事を忘れていた。真っ赤になりながら浴衣を着込む。
だけど、様子が変だ。男も女も 突っ立ったまま虚空を見つめている。
「先生、その人達 人間じゃない。」
「えっ?」
瞳ちゃんに言われて、よく視る。たしかに霊だ、どうりで鍵のかかった部屋に入ってこれる訳だ。
でも、生きている人間のように触れるのは、何故だろう?
色々あったので、慰安旅行に来ている。
瞳ちゃんが、アルバイトから正式にスタッフになってから、歓迎会もしていなかったので良い機会だと思って
関西旅行にきている。
瞳ちゃんが 京都や奈良に行きたいと言うし、父さんに話したら(大阪にも行け!)というので、初日は
大阪だ。 今回はシーズンオフというのもあって、旅館一件のみ予約 あとはビジネスホテルに泊まる。
今日のビジネスホテルは予約してあるが、父さんが予約しなくてもいいと言うので、行き当たりばったりだが、
父さんの思惑がありそうでならない。
瞳ちゃんに話すと、以外にも乗り気でワクワクしている。
「せんせ~い! 今日は大阪だから たこ焼き と お好み焼きが食べた~い❤」
「さっき、ご飯 食べたばかりだよ~。」
「二度漬け禁止の串カツも、食べたいです~❤」
「聞いてないし。まあ瞳ちゃんには助けてもらってるし、苦労も掛けてるから仕方ないな。」
マズイな、瞳ちゃん裏路地の方に行っている。大阪の裏路地は治安が悪いと聞くしな。
「瞳ちゃん、危ないよ!! 路地裏はダメだって!!」
「だいじょぶです~❤ キャッ。」
ほら、言わんこっちゃない。
「瞳ちゃん、だいじょうぶ?」
「ナニ、ぶつかってんじゃい! ゴルああ~。」
「ごめんなさい。」
「ゴメンですんだら、警察はいらんのじゃ~。」
ただならぬ雰囲気に、瞳ちゃんに近寄ると半グレというのか、ゴロツキに絡まれている。
瞳ちゃんの近くに寄ると、瞳ちゃんは僕に駆け寄り、僕の影に隠れる。
「すみません。お怪我もないようですし、誤りますので許していただけませんか?」
「オメエ、この女の彼氏か?」
「保護者のような者です。」
「保護者だ~、まー関係ね~。女の身体で償ってもらう。」
「さらっちまえ~、男は半殺しにしてやろうぜ!」
半グレの三人くらい、何とかなると思うけど。 手荒な真似はしたくないしな~ どうしよう?
「ナ―二、黙ってんだコラ! これでも喰らっとけ!」
一番体格の良い奴が、僕のボディに一発入れてきた。が全然効いてない。訓練の成果だな。
「キャー、先生ー!!」
「その手を外すんだ!」
「イテーなコラ! オイ! コイツを本気でヤレよ!」
「お、オレは本気で殴ったんだ。このボディブローで倒れなかった奴はいない。」
ボクシングか。うわーこういった輩は、負けると厄介なんだよな~、わざと負けると瞳ちゃんに被害がかかるし、
どうしようかと考えあぐねていた時だった。
「兄さん達 辞止めときな。」
「なんだ、オッサン! 関係ねえ奴は、すっこんでろ!」
「相手は堅気さんだ。女の子だっている、かっこ悪い真似すんな!」
「うるせー、オッサンがカッコ付けて、三人相手に勝てると思ってんのか?」
「俺を倒したいなら、300人は連れてこねーとな!」
この人、凄い氣だ! 見た目はごく普通と思った、凄い筋肉だ。
身長は僕より少し大きいくらいなんだけど、なんだろう?まるで山のようだ。
一体、何者なんだろう?
「ふざけんなー! おいやっちまえ!!」
半グレが飛びかかろうとした時だった。
「ちょい待ちーな。」
凄い迫力のある声が鳴り響くと同時に、ひと目でわかるヤクザ!しかも強靭。
半グレの仲間か?この二人がぶつかったら、ただでは済まないだろう。
瞳ちゃんは、もう震えている。
「オヤジ狩りだー」
飛び出した、半グレの一人がなぜかすっ飛んでいった。 なにが起きたんだ? 僕にも見えなかった。
「オイ、あのオッサンの頬の傷に、代紋は? 羽王組の若頭 九龍 湊じゃねーか?」
「不沈艦 九龍か?」
「おいおい変なあだ名付けんといてくれるか? それよりお前らがケンカ売ってる相手”羅生門の剛田”って
知っててケンカ売ってんのか? 人生終了するぞ?」
「羅生門? 極道空手 剛拳の異名を持つ。剛田拳人。あわわわわ」
「関西の龍虎が、なんで こんな所に~ ヤバいぞ。 逃げろ~」
「すいませんでした~。」
半グレ達は、尻尾巻いて 逃げていった。
強靭の二人が対じしている。おそらくだが、この二人が闘ったらただじゃすまないだろう?
僕には、ただ見守るしかなかった。
「お久しぶりです!剛田さん、帰ってたんですか?」
「おう!湊も、元気なようだな!」
「今回はタイでしたっけ? また暴れてきたんですか?」
「ムエタイと、闘いに行ったんだけどな、地下闘技場で殺人ムエタイを叩きのめしたら、タイのマフィアと
揉めてな~、組織潰してやったよ。」
「皆殺しですか?」
「おい、俺は堅気だぜ!そんな事する訳ないだろう? ま~立てない程度にはしたけどな。」
「剛田さん、らしいや。はははははは」
どうやら、知り合いらしい。 兎に角 お礼はしないと。
「あの~、どうも助けて頂いて、ありがとうございます。」
すると、剛田さんという方が応えてくれる。
「怪我は無かったか? お嬢さんも大丈夫かい?」
「はい、大丈夫です。」
「お陰様で、二人とも無事です。 ヤクザ屋さんに助けて頂いて恐縮です。」
マズイ、二人の目つきが、変わった。
「すっ、すみません。変な言い方して。」
「ハッハッハハハハハ~。兄さん、俺はヤクザじゃねえよ。 まあコイツは、間違いねえが。」
「すみません。」
「剛田さん~、初対面の人にそれを言うたらアカンですよ。ビビってるじゃ~ねえすか。」
「ははは、すまん すまん。」
剛田さんは、ニッコリと笑う。
「兄さん、ヤクザって言い方は、好きじゃないな。 俺は極道だ!任侠もんだから、堅気さんに手を出すつもりはねえ。」
「本当に、申し訳ございません。」
僕は、深々と頭を下げる。 すると、九龍さんは満面の笑顔になる。
「わるい わるい、ビビらんといて。兄さん達みたいな人を守るのが、俺の仕事だから。 でも、あんまり極道と
仲良くしない方がいいよ。」
「剛田さん、失礼します。」
「おう!」
「お嬢ちゃんも、気を付けてな。兄さん!彼女を守るなんて、ええ男前やで。」
「はい♥」
「天視です!九龍さん!」
「天視君、今度あったら たこ焼きでも食おうや!」
「はい!ありがとうございます!」
九龍さんは、笑顔のまま去っていった。
「安全な所まで、送ろう!」
剛田さんが、先ほどとはうって違って笑顔だ。
「ここまで来たら、大丈夫だけど。 飯は食べたかい?」
「いえ、これから食べるつもりです。」
「私は、お腹ペコペコです~。」
瞳ちゃんに笑顔が戻った、よっぽど怖かったんだろうな。
でも初めて会ったのに、どうしてご飯に誘ってくれるだろう?
「じゃー、お好み焼きでも食べに行くか?」
「え?たこ焼きじゃないんですか?」
「たこ焼きは、湊と約束しただろう? 俺が奪う訳にはいかないからな。」
「それに、君に聞きたい事もあるしな。」
~お好み焼き屋~
剛田さんが、焼いてくれる。実に美味しい! 瞳ちゃんは、夢中で食べている。
「あの、剛田さん。」
「ん?どうした?」
「先ほどは、本当にありがとうございます!」
「ああ、どうって事はないよ。路地裏は危険だから、行かない方がいい。
たまたま、君たちが入って行くのが見えたから、マズイと思って追っただけだよ。」
「お嬢ちゃんも、大阪嫌いにならないでくれよ。」
「はい❤ お好み焼き 美味しいです❤」
「兄さん、本当は助けなんて、いらなかったんじゃないか?」
「いや、本当に助かりました。」
「兄さんの身のこなし、何かやっているだろう?」
剛田さんの目つきが変わった。鋭いが澄んでいる、まるで日本刀のようだ。
「空手を少々。」
「流派は?」
「父から習って、後は祖父が残した教本で。」
「おじいさん? 君、名前は何て言ったっけ? 九龍には教えてたろう?」
「あっ失礼しました。 天視レイトと言います。」
「天視? 天視と言ったか?」
「はい。」
「天視天禅さんという方をしっているか?」
「天視天禅は、僕の爺ちゃんです。」
「そうか天禅先生の孫か~、じゃー天視大地さんは?」
「父です。」
剛田さんは、驚きを隠せずにいる。 でも、すぐに笑顔になる。
「そうか、こんな偶然があるんだな~、天禅先生と大地先輩の!! そうか~。」
豪快に笑う。
「あの~?」
「すまん すまん。 意味わからないよな~。 まー聞いてくれ。」
「大地さんは、俺の大学の先輩なんだ。幼い頃から格闘技をやっていて、負け知らずだったんだ
ある大学に凄く強い空手部の主将がいると聞いて、その大学に入学した。その大学の空手部主将が
大地先輩だ。」
「剛田さんも医者だったんですか?」
「違う違う、先輩は医学部だが 俺は農学部だ。 農業で鍛えた筋肉は良い筋肉なんだ。
空手部に入部して一年生大会で優勝し、先輩と試合をしたが、ボロ負け。
触る事しらできなかった。 俺は一年 先輩は最上級生 一年間 頑張って先輩に挑んだが
まったく勝てなかった。 先輩が卒業したんで 俺は大学を辞めて空手修行に明け暮れた。
また先輩に挑戦するために、でも先輩は空手を辞めていたので叶わなかった。
それで、地上最強を目指すために世界に出た。 世界中の格闘技と闘い勝ってきた。
日本に戻って来た時、最強と言われる武術家の噂を聞き挑戦した。それが天禅先生だった
俺は先生と対じしたが、動く事すらできなかった。完敗だった。
その後、先生より天視流の手ほどきを受け、天視流初段を取得した。」
剛田さんの話しは、強烈だった。しかも、爺ちゃんや父さんとも知り合いだったなんて。
剛田さんの話しによると、天視流は一子相伝らしい。 初段をもっているのも剛田さんだけらしい。
「レイト君、大阪に来たのは観光だけかい?」
「職場の慰安旅行だったんですが、父さんが大阪に行けというので大阪にきました。」
剛田さんは、ニッコリとする。
「そうか、そういう事だったのか。レイト君!」
「明日 道場に来てくれ! 君に天視流拳闘術を伝授する!」
「え?」
「天禅先生が言ったんだ。いずれ孫が来るから、孫に伝授して欲しいと言われた。自分には無理だからと
そして、大地先輩が大阪に来るように仕向けた。」
うつむき、少し間を置き話しだす。
「天禅先生は、お亡くなりになられたか?」
「はい。一年ちょっと前です。」
「そうか、天禅先生はわかっていたんだ。 俺は先生の意思を継いで 君に伝授する。」
「はい!よろしくお願いします!」
~その日の夜~
「先生、剛田さん凄かったですね~。しかも、先生のお爺ちゃん や お父さんとも知り合いだったなんて。」
「父さんに してやれたって感じがするよ。」
「何でですか?」
瞳ちゃんは無邪気だな~。父さんが剛田さんに引き合わせようとした事。
空手の修行をさせようとした事を話す。
「へ~、でもいいじゃないですか? 先生が強くなれるんですから。」
「まーね。もう寝よう、明日は道場行かなきゃならないから。」
「はーい❤」
~一時間ほどたつ~
モゾ モゾ
ん?なんだ? 布団の下から誰か入ってくる? って瞳ちゃんしかいないよな~。
すると、いきなり僕の浴衣をはだけて Fしてくる。
「えーっ!? ひ 瞳ちゃん、ダメだって!!。」
ガバッと起き上がる、瞳ちゃんは隣のベットで寝ている? エッ?
布団の中を見ると知らない女性だ。誰?どこから入った? とりあえず瞳ちゃんを起こそうと思ったが
女は僕のを舐めはじめているので、声が出ない。 これだから、彼女いない歴 年齢はダメだ。
❤もう先生ったら、同じ部屋なのに何もしてくれないんだから、私はちょっと拗ねている。
ゴソ ゴソ
えっ?レイトさん? 私の浴衣の帯を解き 私の下着も膝まで下ろすと舐めだした。
レイトさん、大胆❤ でも嬉しい 嬉しくて 身を任せる。
「アン❤ レイトさん❤」
ふと横を見ると、レイトさんは横のベットにいる? エッ?じゃー誰?
驚いて下を見ると、私の股間に顔をうずめているのは知らない男だった。
「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
瞳ちゃんの悲鳴を聞いて、我にかえった。 瞳ちゃんを見ると瞳ちゃんの大事な所に顔をうずめている。
カッとなり、女を突き飛ばすと男を瞳ちゃんから、引き離した。
「誰ですか?あなた達は? どこから入った?」
瞳ちゃんの前に仁王立ちして、瞳ちゃんをかばう。瞳ちゃんはシーツに包まり 指を差しながら
「先生、前。」
僕は裸にされていた事を忘れていた。真っ赤になりながら浴衣を着込む。
だけど、様子が変だ。男も女も 突っ立ったまま虚空を見つめている。
「先生、その人達 人間じゃない。」
「えっ?」
瞳ちゃんに言われて、よく視る。たしかに霊だ、どうりで鍵のかかった部屋に入ってこれる訳だ。
でも、生きている人間のように触れるのは、何故だろう?
