那雪が私をお母さんと呼ぶから 私は那雪を娘と呼ぶ 本物の親子ではないかもしれないけど 私はそう思う 入学式が終わり 那雪の姿が見えた 私の姿を確認すると 那雪は笑顔で走ってきた 「お母さん!ハンバーグ食べたーい!」 「はいはい、じゃあ行こうね」