死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

(さっきの先生、ちょっと怪しんでたよね……)


あまり派手なことをしていると、もう鍵を貸してもらえなくなってしまうかもしれない。


そしてやってきた倉庫室。


鍵を開けてドアを開くと、とたんに埃っぽさが体を包み込んだ。


思わずその場でむせてしまう。


最近は誰も足を踏み入れていないようで、床は白っぽく埃がつもっている。


そして先生が疑問に感じていた通り、ここに置かれているのはほとんどがガラクタだった。


文化祭で使った道具とか、木片とか、そういうものが散乱している。


とても授業で使うようなものは保管されていないのだ。


「人なんていないじゃん」


足を踏み入れることもためらわれて、梓は入口の前に立って教室内を確認して言った。


「本当だね」


玲子も頷いている。


けれど、厚彦は違う。


「いや、いる」


と、短く言うと、ズカズカと教室へ入っていくのだ。