死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

「私のせいで、あの人は今でも苦しんでいるのね」


「そ、それは違います!」


玲子が慌てて言った。


ミヨさんに罪をなすりつけるためにここへきたわけじゃない。


「たぶんユキオさんにとってはすごく大切なものだったからです」


玲子の言葉にミヨさんは涙をぬぐって頷いた。


「あの時私、本当に強く願いをかけてお守りを作ったの。ユキオくんが怪我をしませんようにって」


その念が強すぎたのかもしれない。


昔のミヨさんの気持ちが、今でもユキオさんとこの世にとどめている可能性はゼロじゃない。


「私はどうすればいいのかしら? ユキオくんを楽にしてあげたいけど……」


その方法がわかれば苦労はしない。


3人とも、どうすればいいかわからずに黙りこんでしまった。


お守りのせいで縛られているのだとすれば、そのお守りがなければいい。