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梓と玲子とミヨさんの3人は公園のベンチに座っていた。
厚彦は梓の隣に立ち、真剣な表情で見守っている。
「信じてもらえないかもしれませんが、ユキオさんの魂はまだバスケ部にいます」
まずは友人から聞いた噂話から始めることにした。
バスケ部の部室から聞こえてくる泣き声。
それを調べるためにその場へ行ったこと。
厚彦の存在は話をややこしくするから、梓に霊感があることにして進める。
「そこであたしは、ユキオさんの魂に聞いたんです。どうしてここに残っているのか……」
そこから先は、梓が追体験したことを話した。
話しが進むにつれてミヨさんの肩が小刻みに震えだした。
やがて白いハンカチを取り出し、目頭に押し当てる。
「あなたの言うとおり、私はあの時、ユキオくんにお守りを渡したわ……」
「それを無くしてしまったことが、心残りになっているんだと思うんです」
梓はそう言うと一息ついた。
追体験の中で見た一番重要な部分は、お守りを無くしたことだったから間違いないと思う。
梓と玲子とミヨさんの3人は公園のベンチに座っていた。
厚彦は梓の隣に立ち、真剣な表情で見守っている。
「信じてもらえないかもしれませんが、ユキオさんの魂はまだバスケ部にいます」
まずは友人から聞いた噂話から始めることにした。
バスケ部の部室から聞こえてくる泣き声。
それを調べるためにその場へ行ったこと。
厚彦の存在は話をややこしくするから、梓に霊感があることにして進める。
「そこであたしは、ユキオさんの魂に聞いたんです。どうしてここに残っているのか……」
そこから先は、梓が追体験したことを話した。
話しが進むにつれてミヨさんの肩が小刻みに震えだした。
やがて白いハンカチを取り出し、目頭に押し当てる。
「あなたの言うとおり、私はあの時、ユキオくんにお守りを渡したわ……」
「それを無くしてしまったことが、心残りになっているんだと思うんです」
梓はそう言うと一息ついた。
追体験の中で見た一番重要な部分は、お守りを無くしたことだったから間違いないと思う。



