死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

「はい?」


返事をしたのは旦那さんの方だった。


こちらを警戒しているように目を細めている。


「あ、あたしたち、北中高校の新聞部です! バスケ部の事故について取材しています!」


思い切って、一気に言った。


肩で大きく呼吸をし、ミヨさんへ視線を向ける。


ミヨさんは一瞬大きく目を見開くと、旦那さんと娘へ向けて「先に帰っていて」と、言い残し、こちらへ近づいてきてくれた。


近くで見るととても小柄で、かわいらしい人だ。


「はじめまして」


ミヨさんはそう言うと頭を下げた。


「は、はじめまして。あの、ちょっとお話しをうかがいたくて来ました」


玲子の言葉にミヨさんは頷く。


「でも、まずはどうして私のところにたどり着いたのか、教えてくれる?」


ミヨさんは母親と同じようなおだやかな声だった。


梓と玲子は目を見かわす。