[先輩がスキ。]


「綾〜一緒帰ろ♪」


と言ってきたのは、小学校からの友達ユミこと三浦由美香(ミウラユミカ)。

「うん帰ろっか!!」


ユミは、髪の毛がサラサラでショートボブ。身長は私より低いけど、素直でやさいこ。


帰りの通学路を歩いている時、私は意を決してユミに打ち明ける事にした。

「ユミ~私一目惚れしちゃったよぉ。」


「え?誰だれー?同じくらす?」


興味深々のユミ。ユミは小学校のときから恋バナがすき。だからいつも相談にのってくれる。


「先輩なんだけど…ホントその人から目が離せないの…。しかも、先輩って、話す機会も接点もないし。」


「えー!先輩か!!誰?ウチわかるひと?
まー先輩だとなるとなかなか機会なんてないよね〜…でも!!!機会なんて自分から作ればいいじゃんッ⭐︎」


「そうなの。先輩なの…たぶん。てか全校生徒分かる人だよ。」


「え!!!全校生徒?」


と考えている様子
あっ!といってきたユミ。

「綾〜もしかしてだけどさ、生徒会長??」


と言ってきた。
わたしは一発で、あててきたユミにビックリしていると、

「当たりなんだ〜?でも生徒会長って人気だよ?
今は彼女居ないみたいだけど、2年の先輩が狙ってるって噂だよ?早く行かないと取られちゃうよ!!!」



「ユミ〜どうしたらいい?鈴井先輩が好きになっちゃったんだもん。でも恋愛とかした事ないし告白だってした事ないしさ。始め方なんてとてもじゃないけど無理だよ〜。」


「そっかそっか〜じゃあさ、コウ君に協力してもらう?」


ユミが言っているコウ君は、3年生の橋本宏太先輩。部活動の時バスケットボール紹介していた部長の人。ユミの幼なじみであり好きな人。
橋本先輩も最近彼女と別れたみたいで次の彼女になるのは私だ!!と意気込んでいた。


「私なんか相手にしてもらえるかな?」



「そんなんじゃ、ダメ!!!あたって砕ける勢いで行かなきゃ!!綾は自信なさすぎたょ?ねぇ綾は何にもわかってないよ?自分がどれだけモテてるかって事!」


「あたって砕けるって〜でも私モテた事一度もないよ?」


「この無自覚め!!!
でもどうする?コウ君に頼む?接点なんてそこから広げてみればいいじゃん!!」


「???
うん。頼んでもいいかな?」


「よし!!そうと決まればコウ君に連絡だ⭐︎」


ユミはそう言って、嬉しそうにしていた。
それから私たちは、「また明日ね〜」といってわかれた。

3