恋愛経験0のイケメン俳優と恋をした件。(事件)


「あ、そーだ…
あの、社長から聞いたんですけど
時給アップしていただいたみたいで…」



「あぁ…
いつも助かってるから…」



「あの、お気使い嬉しんですけど
元に戻してください」



「気なんか使ってないし
織乃さんも気使わないでよ!
してもらったことに対しての金額だから…
もちろん、今も時給発生してるよ」



「あの、コレは…
プライベートで、仕事の気はなくて…」



「ホント?
オレは、そっちの方が嬉しいけど…」



「私、あまり稼いではいけないので…
今月、たくさん稼ぎすぎると
来月は休まなくてはいけなくなるので…」



週に2,3回程度でやってたバイト


最近は大蔵さんの指名もあって
休みが週に1回ぐらいになってた


高校生のお小遣い稼ぎにしては
稼ぎすぎちゃう



「んー…それは、ヤダな…
織乃さんに会えなくなるんでしょ?
それは、困る
…って、またオレの都合か…
ごめんね、いつも自分勝手で」



「いえ、自分勝手なんかじゃ…」



会えなくなって困るのは

私だから



私が自分勝手です



大蔵さんの好意で
せっかく時給上げてくれたのに…



「じゃあ、今日はプライベートってことで!
時給発生しない代わりに
ここ奢らせて!」



「はい…じゃあ…
ごちそうさまです」



ご好意に甘えて