見とけばよかった
頭の上にあるスマホに手を伸ばした
検索 H 動画
「ちょっと…大和
今、見ないでよ…!
…
ヤダ…
そんなの彼女の前で普通見ないよ!」
紬が布団をかぶった
紬
泣いた?
「ごめん…」
どんだけオレ
したかったんだろう
キスの先
紬、泣かして…
必死じゃん
オレ
「紬、ごめん…
…
オレ、こんなで…
…
今まで恋愛とかずっと興味なくて…
…
キスしたいのも
こーゆーことしたいのも
紬だけなんだ
…
紬のことになると
必死になって余裕なくなる
…
カッコ悪くて
情けなくて
ホント、ごめん
…
でも、紬のこと
大好きなんだ
…
だから
泣かないで…
…
こんなだけど
いなくならないで…」
「泣いてないよ…
…
大和は…
大和は、カッコいいよ
…
咲花くんをあんなにクールにこなせるのに
私の前では不器用で
…
いつも冷静なのに
恋愛のことになると焦ってて
…
でもそれだけ真剣に私を…
私のことを想ってくれてるんでしょ
…
…
動画なんか見なくても
大和が触れたいように…
したいように…
私に触れてよ
…
大和が触れたくなるくらい
綺麗になるね、私」
紬…
そう言った紬は優しくて…
もぉすでに綺麗で…
「それ以上、綺麗にならなくていいよ
…
もぉ、触れたいけど…」
ドクン…
紬と呼吸が合った気がした



