ドキ…
ドキ…
ドキドキ…
ドキドキ…
「ねぇ、紬…
オレ、ドキドキするけど…」
ドキドキ…
「うん…
私もしてるよ」
紬が恥ずかしそうに布団で顔を隠した
「で…
台本は
次、どーなってるの?」
ドキドキ…
「ここで終わりだよ」
「え…」
「私が読んでる少女漫画には
この先はありません!」
「じゃあ…」
ベッドの中で
紬と目が合ってお互い恥ずかしくなった
ベッドが揺れて
紬の甘い匂いがした
キスは不意にするんだよ
したい時にするんだよ
紬、言ってたよね…?
いんだよね…?
ドキ…
ドキ…
ーーー
唇を離したら
目の前に艶美な紬がいた
ドキン…
「紬…好き…」
「私も好きだよ…」
ーーーー
ドキドキ…
ドキドキ…
ーーーーー
ーーー
ドキドキ…
ドキドキ…
「ねぇ…紬
この後、どーしたらい?」
ドキドキ…
「どーしたら…って…
そーゆーシーン演じたことなかったの?」
ドキドキ…
「そーゆー…って…?」
ドキドキ…
「ベッドシーン?」
ドキドキ…
「あった、かな…」
紬が少し嫌そうな顔をした
「けど、なんの感情もなかったし
ホントにするわけじゃないから…」
全くフォローになってない
紬、怒った?
「…するって、何を…?」
「何を…?」
「キス…?」
「キス…
じゃなくて、その先…」
「したい…?
大和は…したい?」
ドキン…
ずっとドキドキしてるけど
オレ
もぉ忘れてたけど
演じてた時は
そんな感情なかった
ドキドキ…
ドキドキ…
ドキドキ…
「したいよ…
…
紬としたい…
…
キスの先」
ドキドキ…
ドキドキ…
ドキドキ…
「…いいよ
しても、いいよ」
紬は
オレの目を真っ直ぐ見て言った
ドキドキ…
ドキドキ…
それから
ゆっくり
瞳を閉じた
ドキドキ…
ドキドキ…



