「ねぇ、大和…」 「ん?」 「手、冷たくならないと繋いでもらえないの? … 冷たくなる前にアパート着いちゃいそう」 コンビニからアパートに向かう途中 キミが言った オレは黙ってキミの手を繋いだ ドキ… ドキ… 温かくて柔らかかった ねぇ、紬… 冷たくなくても繋いでるから ずっといなくならないでよ 目が合ったら キミは嬉しそうにはにかんだ 「明日から12月だね 受験まで、もぉ少しか…」 キミがひとりごとみたいに言った 冬なのに温かくなる