黙って左に歩いた
キミも黙って左に曲がった
「駅、右だよ」
「うん、ダメ…?」
なにが…?
いつの間にか
オレとキミの距離は近くなってて
腕と腕が触れる距離
触れてもキミは離れない
カン…カン…カン…カン…
アパートの鉄の階段
ふたりの音が交互に響く
ガチャ…
「ライト、ただいま…」
ワンワン!´•ﻌ•`♡
今日は、ひとりじゃないよ
お客さん連れて来た
「ライト♡ただいま」
ワンワン!ワンワン!´•ﻌ•`♡
オレが帰ってくる時の
何倍も嬉しそうだった
「コラ!ライト!
うるさいと引っ越さなきゃいけなくなる」
「シー!ライト♡」
ライトが吠えないように
キミはライトに口づけた
ドキン…
いいな…
キミがライトに口づけたこと
キミがオレのアパートに来てくれたこと
どっちにかな?
ニヤけた



