部屋の電気をつけた
「あのさ
コレ…持っててよ
うちライトいるし…
紬に持ってて欲しい」
ソファーの上にあったツムツムを
紬に差し出した
何かで繋がってたかった
紬は黙って首を横に振った
やっぱり…
つけた灯りが一気に暗くなった気がした
「ツムツムね
何も変わらないって、私言ったけど…
大和からもらった時と変わってた」
「え…」
「だから、大和に返す
…
もぉ大和の匂いがしなくなってた
私ね、大和の匂いも忘れてた
…
この前、
ラーメン屋さんで大和に会って話した時
大和の匂いを思い出したの
…
家でツムツムを抱いたら寂しくなった
もぉ大和の匂い…しなかった」
うん
ツムツムからは
代わりに紬の匂いがしてた



