「はー、終わっちゃった」
キミが言った
終わりたくないよ
キミと続けて行きたい
離れないでよ
「大和、ローソク消して…」
「うん…
…
フーーー…」
ローソクから煙が上がって
ベランダが真っ暗になった
「大和…
誕生日、おめでとう」
暗くて
キミの顔はよく見えなかった
今、どんな顔してる?
笑ってくれてる?
「ありがとう」
「うん、大和も言ってくれたから
私の誕生日に…」
そんなこと
憶えててくれたんだ
ゆっくり横を向いたら
キミの吐息がかかるくらい近かった
ドキン…
暗闇の中
キミがオレから離れたのがわかった
やっぱり
サヨナラ…?
「帰ろうかな…」
キミが立ち上がった



