恋愛経験0のイケメン俳優と恋をした件。(事件)


「あ!
ツムツム憶えてる?

いつもツムツム抱っこして
ライト思い出してた

ツムツムは何も変わらないけど
ライトは元気かな?
また太ってないかな…?って

あ…ごめんなさい
私ばっかり喋ってる」



キミも変わらない



初めてキミに会った日


少女漫画の主人公にオレが似てるって
一生懸命話してたキミを思い出した


好きな事を話し出すと止まらない
そんなところが可愛かったんだ



「ごめん、オレが誘ったのに
オレが喋らないから…

ライトも変わらないよ
毎日見てるから、わからないけど…
相変わらず困り顔だけどね‎´•ﻌ•`」



「そっか…
毎日一緒にいれるんだね
ライトよかったね‎´•ﻌ•`♡」



「うん…」



「大蔵さんは?…元気だった?」



「オレは…
オレのことなんて
心配してくれなくていいよ」



「なんで?」



オレのこと心配してくれるところも
変わらないね



「紬に酷いことしたから…

謝らなきゃいけないのもオレだし…

ずっと心配だった
紬のこと

ごめん
謝っても許せないかもしれないけど
本当に、ごめん」



守れなかった

約束も

紬のことも



守られてたのはオレで

全部事務所に守ってもらってた



紬の存在を消して

なかったことにして

キミを傷付けた



酷いのはオレだった



「んーん…
大蔵さん、何も悪くないよ

悪いのは、私だよ

ごめんね
電話出なくて…

黙って消して、ごめんね

待ってて…って言ってくれたのに…
待ってなくて、ごめんね


アレ…?
謝るところ、そこじゃないか…」



「紬は、謝ることなんて…」



何もない



「んーん…

好きになって…
ごめんね…

私なんかが好きになって…
迷惑かけちゃった

私のせいで、辞めたんだよね?


本当に、ごめんなさい」



紬に謝らせて

何やってるんだろ

オレ



オレが芸能界辞めたこと

知ってたんだ



芸能界に疎かったキミの耳にも届いてた



「違うよ
紬のせいじゃない」



紬に会いたくて

紬と同じ世界にいたくて

あの世界を辞めた



酷いことして

傷付けておいて

今更…



また自分勝手?



寂しくて

ライトを飼ったのと同じかな?