恋愛経験0のイケメン俳優と恋をした件。(事件)


「どぉ?おいしい?」



「はい、おいしいです
…ん?食べないんですか?」



「うん、
猫舌なんだよね、オレ
でも、食べ物の中ではラーメンが1番好き
女の子はパスタとかがよかったんじゃない?
オレに合わせた?ごめん」



「私もラーメン好きなので大丈夫です」



「なら、よかった
なんか今日寒かったから
温かいの食べたかったんだよね
昼は、弁当が多いからさ

今度、時間がある時、鍋にする?」



「鍋もデリバリーですか?」



「うん、去年はよくひとり鍋してた
今年は、まだしてないけど…」



「私、作りましょうか?
帰って来たらIHで温めるだけにしておくので」



「え、いいの?
織乃さんて何でもできるんだね」



織乃さん…

私の手紙ちゃんと読んでてくれたんだ



「あ、あと
私、美味しいラーメン屋さん知ってますよ!
このラーメンもすごくおいしいですけど
ラーメン好きだったら
今度、ぜひ行ってみてください」



「へー…行ってみたいな」



「あとで地図、書きますね!」



「今度一緒に行こうよ」



「え…」



「連れてってよ」



「あの、でも…
ご依頼者様と個人的な…」



「それも依頼だけど…」



「え…?」



「仕事!」



「あ、なるほど…」



納得していいのか?



「だけど、問題があって…」



「問題…?」



「オレ、人混みとかダメなんだ」



「なんでですか?
具合悪くなるとか?」



「んー…そ~じゃないんだけど
人から逃げてる」



「え?」



なんか、ヤバイ人なの?



「別にヤバイ人じゃないよ、オレ」



あ、心の声聞こえた?

顔に書いてあった?(°ㅂ°҂)



あ、笑ってる

うん、その笑顔はヤバイ人じゃない



「なんだ、冗談ですか?」



「いや…冗談でもないかな…
だから、いつもデリバリーなんだ
ラーメン屋なんて、ずっと行ってない」



それはお金持ちだからじゃなくて?

ラーメンて庶民の食べ物だもんね



「でも、ラーメンてお店で食べた方が
きっと、おいしいですよね」



このデリバリー確かに美味しいけど

ラーメン好きな私からしたら

店で食べるのが1番だよ



「それ!そーなんだよね」



「じゃあ、変装とか!
私に任せてください!
弟の服持ってきます
うちの弟ゲームオタクで
すっごいダッサイんですよ
あ…でも、そんな格好したくないですよね?」



「すげー、楽しそう!」



また笑った


ドキ…



「スミマセン
私、なんか調子にのって話してる」



なんか

話してみたら話しやすい人だったから



第一印象は強盗だったけど…



「ぜんぜん気にしないで

織乃さんに会ってみたかった
いつも手紙読んで思ってた
どんな人かな?って

あ、オレ大蔵です
はじめまして、挨拶遅くなりました」



ドキ…


いい笑顔ですね



「こちらこそ
改めまして、よろしくお願いします」




笑顔も似てる♡

絶対あの人!



やっぱりそーだよ!