「あの…」
あ、寝てる
さっき座ったソファーの上で
ライトを抱いて
そのまま寝てた
風邪ひかないかな…
いいかな…帰っても…
終わったし問題ないよね
『今日はありがとうございました
お仕事お疲れ様でした
ライトよろこんでましたねʕ•ᴥ•ʔ
ライトはご主人様が大好きです
私なんかが相手するより
ご主人様のご帰宅を
いつも待っていると思います
急に寒くなってきたので
風邪をひかないようにしてくださいね
またよろしくお願いします
織乃』
男性にそっとブランケットを掛けた
「あ…ありがと…」
「あ、スミマセン、起こしてしまって…」
「いや…明日も早いし…
シャワーしてちゃんと寝なきゃだから…」
早い?
やっぱり仕事してるんだ
「そうなんですね」
「もぉ、帰る?」
「はい、他に何か用がなければ…」
「あったら、頼んでいいの?」
「はい、私は構いません」
「じゃあ、ご飯一緒に食べよ
何がいい?」
「え、でも、何も材料ないですけど…」
「いつも、デリバリー
何にする?
なんでも頼めるよ!
今って、便利だよね」
男性はスマホを開いた
「それでしたら、私は結構です」
「頼まれてくれないの?」
「はい…?」
「さっき、何か用があれば…って…」
「はい、言いました」
「じゃ、一緒に食べよ!」
ドキ…
そんな笑顔で言われても…
「あ、でも、私は…」
「サービス悪いんだね
オレ、ラーメンにしようかな」
「ラーメンもデリバリーできるんですか?」
「うん、なんでもできるよ
何がいい?」
しつこいな…
「じゃあ、私も同じので…」
「オッケー
来たら受け取っておいてもらえるかな
オレ、シャワーしてくるから!」
「はい、かしこまりました」
やっぱり
似てる…
絶対、そぉだ!
ちょっと待って!
ラーメン1万円とかしないよね?
今日働いた分、飛ばないよね?



