「今年の冬は
何回ぐらい紬と鍋できるかな?」
私に時間を割いてくれようとしてる
大和の気持ちが嬉しかった
「うん…
夏になったら流しそうめんとかも
楽しそうだよね!」
「あ、いいね!
夏は、ここから花火見えるらしいよ」
「すごーい!
ここから見えるの?
こんな高いところから見る花火って
どんななんだろうね
上を見上げなくていいのかな?」
「ごめんね…紬…」
え…
急に大和が暗くなった
「なんで?
なんで、大和が、謝るの?」
「どこも一緒に行けなくて…」
「そんなの仕方ないよ!
だって大和、忙しいし…
あ!ラーメン屋さん一緒に行ったよね!
大和、憶えてる?」
「うん、憶えてるよ
美味しかったし、すごく楽しかった」
「よかった
大和が憶えててくれて…
…
大和がいれば、どこも行かなくていいよ」
ホントだよ
大和がそこにいてくれたら私は
ずっとここにいるよ



