自分の手が大きく震えているのが分かった。
「赤名!」
扉を開けるとそこには先輩が立っていた。
「大丈夫か?」
「せんぱ・・・っ」
震える足で前に進もうとして、バランスを崩した私を先輩が抱き留める。
「大丈夫や。ひとまず下まで階段で降りよう。何があるかわからへんから。」
状況がつかめずフロアを見渡しても状況を知っている人の姿もない。
部屋からは次々に人が出てきて非常階段に皆向かっていた。
「赤名?おいっ!!」
急に全身の力が抜けて、私は足元から崩れ落ちるように座り込んでしまった。
「どうした?大丈夫か?」
先輩は私の体を支えながら私の顔を覗き込む。
「ごめんなさっ・・・先輩・・・一人で」
動けない私は先輩だけでも避難してほしいと伝える。
「赤名!」
扉を開けるとそこには先輩が立っていた。
「大丈夫か?」
「せんぱ・・・っ」
震える足で前に進もうとして、バランスを崩した私を先輩が抱き留める。
「大丈夫や。ひとまず下まで階段で降りよう。何があるかわからへんから。」
状況がつかめずフロアを見渡しても状況を知っている人の姿もない。
部屋からは次々に人が出てきて非常階段に皆向かっていた。
「赤名?おいっ!!」
急に全身の力が抜けて、私は足元から崩れ落ちるように座り込んでしまった。
「どうした?大丈夫か?」
先輩は私の体を支えながら私の顔を覗き込む。
「ごめんなさっ・・・先輩・・・一人で」
動けない私は先輩だけでも避難してほしいと伝える。



