あなたの左手、 私の右手。

私と先輩は大阪で過ごす貴重な時間にできることを精一杯こなしていった。
元から先輩が効率よくいろいろと下見をしたり、新規開拓や打ち合わせ、挨拶まわりとうできるように計画やアポをとってくれていて、予定は順調にこなしていった。

スケジュール帳に書いてある予定がほとんど消され、大阪に滞在するのもあと2日となった。

「今回は俺がアポとったりスケジュール組み立てたけど、次は赤名の仕事や。」
「了解しました。」
翌日が最終日。
私と先輩は予定していた会食を終えて、タクシーでホテルに帰っていた。
「休みなしのハードワーク、よく頑張ったな。明日はほとんど新規開拓で、終わったようなもんや。」
「はい」
休日がない出張。
でも、かなり充実していて体は全く疲れていない。

慣れないホテルでの時間も、意外と平気で夜もちゃんと眠れている。

私のペースを見て先輩がいろいろと配分も考えてくれていた。