あなたの左手、 私の右手。

「え?」
戸惑って手を出さない私に先輩は「ほら」と私の手に袋を握らせる。

「じゃ、おやすみー。あっ、夜出かけたらあかんで。」
まるで修学旅行のように言う先輩。
笑いながら部屋に入っていった。

渡されたコンビニの袋をみるとそこにはおいしそうなスイーツやアイス、栄養ドリンクが入っている。
思わずふっと笑ってしまう。

中には絆創膏も入っていた。

気づかれていたんだ。
持ってきた靴はヒールで一日歩きづつける日が続いて、同じ個所がすれて痛かった。
歩き方で気づいたのかな・・・

私はホテルの部屋に入り、足に絆創膏を貼ってベッドに横になった。