あなたの左手、 私の右手。

「今日はあと3店舗行きたい場所があってな、胃袋大丈夫か?」
「はいっ!」
「体調は?」
「元気です!」
「スイーツなら食べられるか?」
「なんならラーメンもいけますよ?」
「ははっ!」
先輩は嬉しそうに笑いながら「ひとつくれ」と私のサンドウィッチを食べてくれた。

細いのに、先輩はかなりたくさん食べる。

「うまいなー。これは女子にうけるな」
「はい。」
「なぁ」
「はい?」
先輩が急に真剣な顔になって私の方を見る。