あなたの左手、 私の右手。

抱きしめている彼女のぬくもりと鼓動を感じながら、俺は絶対にこの手を離さないと何度も何度も繰り返し心の中で誓った。

少しして目を覚ました彼女がまだ眠そうな顔で俺をみる。

彼女の気持ちを考えて前に進むことに対して、焦らないと決めていた心が一気に加速し始める。

愛しさが溢れて止まらない。


素直な言葉でありのままの自分の気持ちを伝えること、後悔しないように言葉に、行動にすること。
でも、自分の足で歩き始めたばかりの彼女が焦らないように、戸惑わないように、ゆっくりと進もうと思っていた。

でも、やっぱりそんなの無理だ。
この愛しさは止められない。