あなたの左手、 私の右手。

しばらくしてあんこを手放したおばあちゃん。全身あんこまみれになっていて、私は一緒にお風呂に入ろうと誘った。

「・・・っ!」
おばあちゃんは私がお風呂に誘うのを極端に嫌がった。
全力で私を押しのけて逃げようとする。

今までとは明らかに違うおばあちゃんの様子に戸惑いながら私は必死におばあちゃんをお風呂に誘った。


結局、暴れるおばあちゃんをお風呂に誘い、やっと落ち着いてくれるまで2時間かかった。
私はいつもならおばあちゃんと一緒に入浴できるけど、今回は自分の服を脱ぐ余裕すらなかった。

ずぶぬれで、あんこにまみれた体のまま、おばあちゃんの体を湯船で温めて体を洗い、体を拭いて髪を乾かし、布団へ誘う。