あなたの左手、 私の右手。

疲れ切って眠っているおばあちゃんの横に座り、そのしわの深い手をそっと握る。

私を守り支えてくれた手。

温かくていつだって力強かったその手。


今度は私が守る番だ。
支える番だ。

ふとおばあちゃんの手を握りながら先輩の大きな手を思い出す。

力強く大きい先輩の手。

大丈夫。

大丈夫。

前に進める。