あなたの左手、 私の右手。

場所を確認してから、私はすぐに先輩に連絡をする。

その手がかなり震えていた。

公園は2駅以上離れた場所にある公園だった。
おばあちゃんはどうやって行ったのだろうか。
男性の話では携帯電話を握り閉めているだけで、ほかには何も持っていないらしく、裸足のままらしい。

『どうした!?』
少し息の荒い先輩が電話にすぐ出る。
「おばあちゃんが〇〇公園で見つかったって・・・」
『5分以内には家に行けるから出るしたくしてろ。すぐ行く。ケガは?してないって?』
「知らない男性がおばあちゃんの携帯電話から連絡をくれて・・・裸足で・・・ベンチでまだ寝てるって・・・」
『俺が家に行く間に警察とデイサービスの人に連絡して見つかったこと言って。家の火元とか。大丈夫か見とけよ?』
「・・・はい」
再び大きく震えだした全身。